エッセンシャルアート研究所理念

直観で絵を描くという方法に出会い、様々な絵を描き表していく中、生き方としても本質を追求するようになり始めました。目にするもの、感じるものの本質、人として生きる事の本質とは。答えはいつまでも先があります。しかし、日々この視点で生きる事により実に豊かな生を送らせていただいています。アートの本質を表現していくエッセンシャルアーティストとして活動させていただく事の意味は、実に奥の深いものとなります。様々な分野で事の本質を理解していこうと意志するときに現れてくる表現というものは、とても微妙なニュアンスでしか伝える事が出来ないものであると観じています。つまり、伝え手と受け手のエネルギーフィールドの関係性が非常に重要となるのです。伝えるということに関して、本質に近づけば近づく程、人間的な既存の表現としては微妙にならざるを得なかったり、新たなエネルギーフィールドの獲得が必要になったりするのですが、より深い理解をしようとするには、その当事者の感覚、意識フィールドの広さと質による識別が重要になり、現代人の多くの方が忘れてしまっている感覚の受容体を活性化していく必要があるようなのです。人が変われば表現は変わり、表向きは違う事なのですが、突き詰めていくと実はその奥にある意味は同じという事はよくある事です。逆に、言葉であれば、同じ言葉であったとしても、伝言ゲームのように、人によって違う意味合いを観じてしまうものなのです。そして言葉に頼りすぎることで、その意味が失われていくこともあるのです。バランスはどんな時でも重要になります。言葉は光とも言え、光は全ての元、光子とも考えられます。私たち一人ひとりが見えるものは、全てでありながら、一部であり得るのだと観じています。

「上にあるが如く、下もかくあり。」この言葉とても心に響いている言葉です。

アート自体は、生きることそのものであり、科学であり、ホリステックサイエンスであると言い換える事も可能なのです。数式や幾何学もアートであり、ある時空間に於けるエネルギー域の象徴的・総合的な表現とも言えるのです。感覚を磨く事により様々な意味、本質により近づいた意味は姿を現してくれます。わたし自身が表現しているアートにも実に深い意味が幾重にも畳み込まれていて、自分でも把握できない事も多々あり、観てくださった方に教えていただく事がよくあります。これは、より多く、広く深い意識フィールドとの関わりより産まれたアートと言えるかもしれません。言い換えると、様々な存在との共同作品ではないかと思えるのです。どんな時でもわたしは一人でない。どんなに孤独を感じたとしても人は一人ではないのです。

エッセンシャルアートを表現していこうとするとき、そこには、本源的な歓びともいえる感覚が生まれてきます。エッセンシャルアート研究所では、直感を元に様々なテクノロジーが誕生しております。この様々なソフトテクノロジーをより多くの存在たちと共に歓び、楽しみながら活用し、愛の顕在化を行っていきたいと考えております。私たちの住む世界は、多様性に満ちた、とても素晴らしい世界です。この次元での歓び、楽しみを大いに味わっていきたいと思っております。

共にあることに感謝を込めて。